自己紹介は大切に
ステージ上での「自己紹介」は、とても大切だと思います。
アイドルの対バンイベントで、たまにあることなのですが、名前がわからないアイドルがいます。自己紹介はするのですが、早口だったり、滑舌が悪かったりして、まったく聞き取れないことがあります。自己紹介の意味がありません。もったいないと思います。
すごくダンスが魅力的だったり、歌がうまかったりすると「なんていう人なんだろう。今後、応援しよう」と思います。でも、自己紹介で名前がわからないことがあります。
検索をするのですが、ステージ上のご本人と顔写真と名前が紐づかない場合もあります。名前の読み方が難しい人もいたりするので、結局「なんていう人なんだろう」という疑問は解消されないままになります。そうなると興味を失ってしまいます。
「自己紹介」は、もっとも簡単で即効性のある「宣伝」です。どんなキャラクターでどんな話し方や声をしていて、そしてなんという名前なのか。ステージに立つ自分を「宣伝」できる最大のチャンスなのです。
自己紹介の際、お客さんとやりとりするコール&レスポンスは大事な儀式です。ステージと客席の連帯感を高める効果的な演出です。それはそれで良いのです。
しかし、自己紹介にはもうひとつ重要な役割があります。「新規客の獲得」です。初めて出会うお客さんに自分の名前を憶えてもらうという目的が失われては、自己紹介の意味の半分は失われます。
「なんのための自己紹介」なのか。そういったものが不明なグループが、稀に存在します。もったいないな、と思います。
どうせ自己紹介をするなら、自分の名前を正しく覚えてもらったほうが絶対に得です。
今更ではありますが、スペーズは、そういう基本的なことを、もっと意識したいと考えています。
以上
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