“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 十七通目『困難な道を選択しよう』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 十七通目『困難な道を選択しよう』
君が芸能界で「生き残りたい」、「勝ち上がりたい」と本気で思っているとしましょう。または芸能界でなくても「自分では向上心がある」と思っていたり、「他人から向上心があるね」と言われたい人だとしましょう。
そういう君の前に「二つの選択肢」があるとします。ひとつは「安易な道」。もうひとつは「困難な道」です。
「勝ち上がりたい」と思っている君が選ぶべき道はどちらか。もちろん、わかっていますよね。
「困難な道」は、「面倒」だったり、「時間や手間がかかりそう」だったり、「疲れそう」だったり、「難しそう」だったり、「お手本がなく」「成功事例がない」ものだったりします。
こういう障害があるのが「困難な道」であり、君が「選ぶべき道」なのです。
「水は低きに流れ、人は易きに流れる」という 諺 (ことわざ) があります。大体の人は安易な方に進んでいく、という意味です。
「芸能の世界」自体が、大体の人が「選択しない」し、「進まない」世界です。「易き道」ではないから、皆が皆そこに行くわけではないので、「芸能の世界」が特別な世界として存在するのです。
「安易な道」を選ぶということは、「芸能の世界」とは逆方向です。安易な道の先にいるのは「大衆」です。誤解のないように言っておきますが、別に「大衆」が悪いということではありません。「芸能の世界」以外にも「幸せ」はたくさんありますから。
でも、君がなりたいのは「大衆」ではなく、「勝ち上がったスター」なのですよね? だったら「安易な道」を選ぶことは許されません。
人は「安易な道」を無意識に選んでしまいます。なので選択肢があるときは、「どちらが困難な道」なのかを見極めてください。「安易な道」を選ぼうとしてしまう自分を戒めて「困難な道」を選んでください。あえて茨 (いばら) の道を進んでいってください。
「困難な道」を乗り越えた時に「大衆」が見ることが出来ない景色を見ることができます。「困難な道」をいくつも通り抜けて、君は「勝ち上がったスター」に近づいていくのです。
「困難な道」の選択は「向上」や「成長」にとっては、ほとんどの場合が「正しい選択」となるのです。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙十六通目」は2022年5月4日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙十八通目」は2022年5月18日の記事
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