「また、見たい」と思わせる技術
「おおーっ!! このライブパフォーマンスは、また見たいねぇ」、
「ううーむ、この人が出る舞台は、また見よう!!」
先週末に「また、見たい」と思えるステージパフォーマンスを2つ見ました。
ひとつは土曜日に対バンイベントでご一緒させていただいた東京のアイドルグループです。トリに登場した彼女たちは、25分のステージ持ち時間で7曲をノンストップ、MCをまったくなしで演奏し切りました。
ロックとファンクを基調にしたグルーブ感あふれる音に高いキーのボーカルが絡みつく楽曲。白と黒をベースにしたシックな衣装でありながら激しく袖を振るダンスと乱れのないフォーメーション。とても高いレベルのパフォーマンスに会場内の観客は圧倒されていました。メンバーの交代などをしながら、結成して5年ほどが経つそうです。東京のアイドル界は層が厚いなと感じました。
もうひとつは演劇の舞台です。劇団主宰者の俳優と作・演出の俳優の二人芝居。喫茶店で別れ話をする男女を描く短編です。思いのすれ違いを瞬間瞬間の表情やしぐさで表現する二人の演技力に鳥肌が立ちました。終演後、客席からは鼻をすする声があちこちから。心のひだをそっとなぞるような物語は、会場を出ても頭の中で何度も繰り返されていました。とても良かったです。
それぞれに「また、見たい」と思わせる技術がありました。羨ましいです。
スペーズも「また、見たい」と思ってもらえるようなステージパフォーマンスを目指したいです。
以上
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