株式会社スペーズ
2022年4月1日です。なので「そんなこと実現するわけないじゃん」という話を書いても怒られることはないと思います。
スペーズには、ひとつの目標があります。歌って踊るグループの多くはアリーナやドームで公演をしたり、ツアーを組むことを目標としています。
もちろん「パフォーマンスユニット」スペーズとしては大きな会場でライブをしたいと希望していることは間違いありません。しかし、それは「スペーズ プロジェクト」の一部分でしかありません。
スペーズは「株式会社スペーズ」になることを目標のひとつとしています。
これは、何年か先の話です。
株式会社スペーズの従業員の多くはLGBTQIAのセクシャルマイノリティの人たちです。もちろんそうでない人たちもいます。
主たる業務はセクシャルマイノリティの人たち向けのサービスやエンタメの提供、商品の開発・販売、ジェンダーギャップを意識することがない社会を実現するためのコンサルタントや人材派遣などです。
SDGs (エスディージーズ) のひとつのターゲットであるジェンダー課題が2030年までにゴールしてからも、理念を実現していく組織がなければ、性差を超えた人々の幸せは実現できません。
株式会社スペーズはジェンダー課題を抱えた人たちが自ら課題解決のソリューションを創出していく企業です。
会社はいくつかの部門から構成されています。「男装パフォーマンスユニット「SPADES」(スペーズ)」はエンタメ部門の稼ぎ頭です。
グループのメンバーは個々にも活躍しています。歌手、ダンサー、俳優、モデル、中には小説家やマンガ家、映画監督として活躍している人もいます。特にMCとしてテレビや配信チャンネルで人気のあるメンバーの影響力は大きく、「男装タレント」が当たり前のようにメディアで活躍できるきっかけを作り出しました。
エンタメ部門はイベントや才能の発掘、育成にも力を入れています。年に一回開催する「DANPAKU~男博 (男装博覧会)」は、リアルとオンラインで東南アジアやヨーロッパ、北米などともつながり国際的なイベントになっています。
世界中の男装グループ、個人、男役で活動する人たちが一堂に会するエンターテインメントです。演劇や音楽ライブ、トークショー、観客との交流会などで構成されたイベントです。
このイベントでは毎年新しい才能が登場し、様々なヒットを生み出しています。
他にもデザイン部門、企画開発部門、ウエディング事業部門、ライフ・ヘルス事業部門、教育事業部門、通信販売事業部門、アパレル事業部門、Web出版事業部門、飲食サービス事業部門、広報宣伝部門、人材派遣部門、海外企画部門などがあります。
いずれの部門もその責任者が、かつて男装パフォーマンスユニット「スペーズ」で活動していたメンバーであったことから、男装パフォーマンスユニット「スペーズ」こそが、すべての原点であるといえるでしょう。
そんな企業になれるといいなと真剣に考えています。
禁断の果実こそが、すべてのアダムとイヴの幸せを願っているのです。
この項の内容は2022年4月1日現在、まだ、実現していません。
以上
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