“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 十九通目『自分だけの自分ではない』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 十九通目『自分だけの自分ではない』
芸能の世界にいる限り、君は「自分だけの自分ではない」と意識してください。
君がグループのメンバーであれば、グループのチームメイトとの関係において。ソロであったとしても事務所の社長や運営責任者やプロデューサーやトラックメイカー(作曲者)、コレオグラファー(振付師)、レッスンの先生、ライブ会場の関係者など数えきれないほどの人たちとの関係において。
そして、なによりも君を応援してくれているお客さんとの関係において。
君の一挙手一投足は、必ずどこかで誰かに目撃されたり、チェックされたりしています。
その行動は、芸能の世界の人として、「恥のない」行動ですか?
他人から見て「何、あれ」という行動を君がしていると、グループのチームメイトや関係者全員に「迷惑」がかかります。
勝手に稽古を休んだり、約束を破ったりすれば、必ず「誰かに迷惑をかけます」。
ものすごく当たり前のことなのですが、芸能の世界では、そうでない世界以上に「厳しく」チェックされます。
芸能は「夢を売る仕事」ですから、当然のことだといえるでしょう。
芸能の世界にいる限り、君は「自分だけの自分ではない」と意識してください。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 十八通目」は2022年5月18日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二十通目」は2022年6月1日の記事
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