“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 五通目『クラブ活動やお稽古事との違い』
◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 五通目『クラブ活動やお稽古事との違い』
ローカルで活動するアイドルたちが「目指すもの」や「目的」は色々です。事務所や経営者、運営責任者の考え方も様々です。
「東京や全国で通用する有名人になりたい人」、「自分が住む土地で活躍したい人」、「生活できるくらいの収入を求めている人」、「バイト感覚の人」、「思い出つくりの人」etc.
本当に様々です。そして、どれが「正解」というものでもありません。
ただ、「目標」や「目的」が何であっても、共通していることがあります。それぞれのアイドルを応援するために、お金を払っているお客さんがいる、ということです。
ステージの上に立つ者として、「対価に値する役務 (サービスや芸のことだと思ってください)」を提供する義務があります。
アイドル活動は、「放課後のクラブ活動」でも、「ごっこ遊び」でも、「お稽古」でもありません。お客さんからお金をいただいて、幸せなひと時を提供する「仕事」です。
その仕事のために、君は練習や稽古、努力や工夫を怠ってはいけないのです。お金を払ってもらってステージを見てもらっている以上は「一定のクオリティーの芸」を提供するべきです。
“アイドル”や“何者か”になるということは「責任を伴うコト」だということを自覚してください。
以上
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 四通目」は2022年2月28日の記事
「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 六通目」は2022年3月7日の記事
0コメント