すぺふぁみのコレクション

　スペーズ ワンマン定期公演の会場でひとりのお客さんが、1冊のクリアファイルを見せてくれました。

　ファイルにはこれまでスペーズが配布したチラシ、来場者にしか渡さないパンフレット、セットリストなどが綺麗に整理しておさめられていました。

　うれしかったです。そこにはこれまでのスペーズとそのお客さんの歴史がありました。「おおー!! こんなのよく捨てずにとってあったねぇ」というものまでありました。定期公演だけでなく、「企画公演」の資料までありました。

　6年前、第一回の公演を行う時に「毎回、パンフレットを作ろう」と決めました。スペーズが「ブレイク」したとき、いつかそれを「捨てずに取ってあります」というファンが現れたらいいよね、と製作委員会内で話をしていました。

　まだ、スペーズは「ブレイク」していません。しかし、スペーズの歴史を大切に保管していてくれる人がいることがわかったわけですから、スペーズは「ブレイク」するまで頑張らなければならないということです。

　ほんとうにお客さんの応援というものはありがたいものだと思います。ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。