スペーズと色 ②
スペーズのメンバーは、グループで定められた一定の条件を満たして初めて「メンバーのイメージカラー」の取得を許されます。そういう意味でメンバーカラーは、ある種の勲章のようなものなのです。
メンバーカラーを持っていないメンバーについては、グループカラーの「青」もしくは「白」のペンライトで応援してくれると嬉しいです。
「青」「白」「赤」はメンバーカラーとしての使用を認めていません。青と白はグループのカラーだからです。赤はグループのロゴマークに使用しているためですが、もうひとつ理由があります。
最近では、リーダーは青だったり、黄色だったり、緑色であることも珍しくなくなりました。しかし、スペーズ結成当時は「アイドルグループのリーダーは赤色が当たり前」でした。「赤がリーダー」という固定観念。これは、テレビの特撮ヒーロードラマの戦隊ものの影響が大きいと考えられます。
スペーズには、ひとつの矜持 (きょうじ) があります。「なるべく余所がやっていることはやらない」というものです。逆に言えば「余所がやっていないことに挑戦する」ということです。
「メンバーカラーが赤の人は、リーダーと思われがち」だったので、スペーズはメンバーカラーに赤は採用しないことを決まりとしています。
色によって、初見の人に「あの人がリーダーか」と思われたくありません。誰がリーダーかというバイアスはなしで、「あ、あの人のダンスがいいな」とか「あの人の立ち居振る舞いが好きだな」と思ってもらいたいと考えているのです。
スペーズはメンバーの誰もが『主役』だと考えています。
0コメント