スペーズの楽曲 ② 3分間
「なるべく余所がやっていることはやらない」というほどのことではありませんが、スペーズの楽曲はすべて3分前後の演奏時間になっています。
ライブで盛り上がるためには4分から5分ぐらいの尺があると良いのでしょうが、あえて1曲を3分程度にしています。
理由① 初見さん (初めてスペーズのことを見るお客さん) には、出来るだけ色々な楽曲を鑑賞してほしいから。曲が短ければ、すぐ別のテイストの楽曲を聞いてもらえます。演奏時間の長い曲がお客さんの好みでない場合、その場からお客さんが立ち去ってしまうと商機を逃してしまいます。
理由② 限られた時間内で、出来るだけ多くの曲を披露したいから。対バンイベント (複数のグループが順番にステージパフォーマンスをするライブ) の場合、ひとつのグループのステージ持ち時間はだいたい15分〜20分です。30分の演奏時間をもらえるイベントもありますが、10分の枠の時もあります。持ち歌の演奏時間が4分ちょっとだと、20分の枠で4曲、10分の枠だと2曲の演奏です。スペーズの場合、10分枠なら3曲、20分枠なら6曲披露できます。
理由③ 動画サイトで長い動画は敬遠されがちだから。公式にプロモーションビデオを制作したときのことを想定しました。予算をかけたPVなら、少し長くても試聴してもらえます。が、そうでない場合は、動画が長いと最後までみてもらえない可能性があります。最初からコンパクトにできるように楽曲もストレスのない長さにしました。
理由④ 音楽視聴のプラットフォームがストリーミングに移行していっているため。ストリーミング再生では3分程度の曲が欧米では主流になりつつあります。日本では、まだ4分超でもヒットが生まれていますが、やがて海外と同じトレンドを迎えるでしょう。
グループがブレイクした時には、人気がある曲の長いバージョンを作りたいと思います。いつかライブ会場で「〇〇〇〇〇」(カタカナ5文字) のロングバージョンをみんなで歌いましょう。
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